組み立てパズル むにむに

ホームページへの設置方法
このゲームを自分のホームページに設置するのに必要なファイルは、 以下の5種類だけです。

muni.html 起動用HTMLファイル
muni.class プログラムファイル
muni.txt ステージデータファイル
muni.gif 画像ファイル
**.au 効果音ファイル(なくても可)

この5種類のファイルを自分のホームページに送信して、 "muni.html"にリンクすれば、ゲームが起動するはずです。  試しにサンプルのデータを自分のホームページに送信して、立ち上げてみるとよいでしょう。 (もちろん、ハードディスクから"muni.html"を起動することもできます)  その際、".class"ファイルは必ずバイナリモードで送信してください。

なおHTMLファイル内に記述されているパラメータ名を変更すれば、 データファイル名や画像ファイル名を変更することができます。

ステージデータの記述
各ステージのデータは、以下のようにテキストで記述されています。
"muni.txt"をテキストエディタで開いて確認してみてください。
$STAGE
Sample Map
$LEVEL
2
$CHIPS
11112111113211111
$MAP
##################
#........#.......#
#........#.......#
#........#.......#
#........#.......#
#.F......#.......#
####.....#.......#
#........#.......#
#........#.F.....#
#....########....#
#................#
#................#
.................#
##################
$STAGE
ステージデータの先頭には必ず"$STAGE"と記述します。  次の行がステージの名前となります。  この例では、"Sample Map"となっています。  なお日本語は使用できないので注意してください。
$LEVEL
そのステージの難易度の目安です。  この次の行に、1から5の数字を入力します。  1が簡単で5が最も難しいとしています。  ステージ開始時に星マークでレベルが表示されます。  サンプルマップのレベルの付け方を参考にしてください。
$CHIPS
画面の左から次々と現れる「むにむに」の数と種類を記述します。  “1”が白いむにむに、“2”が緑のむにむに、“3”が赤いむにむにを表します。  この例では、白いむにむにが4つ出現した後に、緑のむにむにが現れるようになっています。  なおチップは最大100個までです。
$MAP
そのステージのマップです。  横18文字、縦14文字で記述します。  “#”が壁、“.”が空白、“F”が旗を表します。  マップの一番左の列には、必ず1つだけ“.”で空白を作っておかなくてはなりません。  これがむにむにの入り口になります。
1つステージを作成したら後はこれに続けて同様の記述をしてけばよいです。
前に記述したものから順に、ステージ1、2、3・・・となっていきます。

独自の画像を使用したい場合
キャラクタの画像を編集してオリジナルの画像を作成したい方は、 GIF透明化に対応したペイントツールを使って、使用するGIF画像ファイルを書き換えてください。  GIF画像を編集するツールは、ベクターデザイン社のホームページなどからダウンロードできます。  ”GIF”で検索してツールを探すと良いでしょう。

サンプルでは、"muni.gif"が対応する画像ファイルになっています。  これをペイントツールで開いてみれば、どのように描きかえればよいか解かると思います。

また、透明化GIF画像として保存しないと、キャラクタの背景が灰色のままになってしまうので注意してください。

画像の編集方法
左はゲーム中に使用する画像ファイルです。  この画像をペイントツールを使って描きかえることで ゲーム中に自作のキャラクタを使用することができます。  それぞれのキャラクタは24×24ピクセルの大きさになっています。  ペイントツールには大抵“グリッド”という仕切り線を表示する機能が付いているので、 グリッド間隔を24×24にしておくと編集のときに便利です。
画像の内容を簡単に説明すると、上1段の左からチップ3種類、背景、壁、旗、爆発玉(12×12)、マーカーとなっています。  2段目はゲーム画面に表示するボタンです。  3段目以降は各むにむにのキャラクタ画像となっています。

独自の効果音(AUファイル)を作成したい場合
Javaで使用するAU形式の効果音ファイルを作成するには、 AU形式に対応した効果音編集ツールを使用するか、 WAV形式のデータをAU形式にコンバートするツールを使用する方法があります。

国産のツールには、AU形式に対応した編集ツールはほとんどないので、 一度、WAV形式で作成してからAU形式にコンバートするほうがよいかもしれません。  これらのツールは、ベクターデザイン社のホームページなどから手に入りますので、各自で探してみてください。

各効果音の設定は以下のようになっています。

1.au ボタンクリック
2.au アクション、スピード切り替え
3.au 旗の取得
4.au 爆発音
5.au スタート
6.au ステージクリア

エラーメッセージ
ステージデータの記述に間違いがあったりすると、 ステージ開始時にエラーメッセージが表示されます。  以下がそのエラーメッセージです。

"Error: DataFile Not Found"
ステージデータファイルが見つからない場合に表示されます。
ホームページに設置してこのメッセージが表示される場合は、 ファイルがきちんと送信されていない可能性があります。  UNIXでは、 "muni.txt"が"Muni.txt"になっていたりすると、 別のファイルとして扱われるので注意してください。

"Error: illegal String"
使えない文字が含まれていた場合に表示されます。
チップに"123"以外の文字を使用する、
マップに"#.F"以外の文字を使うなどです。

"Error: MapLine Over"
マップデータの一行が横18文字以上だった場合に表示されます。
例えばステージ2のマップデータに間違いがある場合、
"Error: MapLine Over [STAGE2]"というように表示されます。

"Error: MapLine Under"
マップデータの一行が横18文字以下だった場合、
およびマップデータが14行に足りない場合に表示されます。

"Error: Chips Over"
チップの数が上限の100を超えていると表示されます。

"Error: No Entrance"
マップに入り口がない場合に表示されます。

"Error: DataFile Size Over"
ステージデータのファイルサイズが上限の20Kbyteを超えていると表示されます。

"Error: Span Over"
むにむにの出現間隔の設定が100より上だった場合、
または10より下だった場合に表示されます。

むにむにの出現間隔
むにむにの出現間隔はデフォルトでは30ステップとなっていますが、 ステージデータの中に"$SPAN"という記述を入れると、この出現間隔を変更することができます。  以下のように記述します。

$STAGE
Sample Map
$SPAN
50

・・・・・
数字が大きいほど次のむにむにが出現するまでの時間が長くなり、小さければ短くなります。  なお出現間隔の上限は100、下限は10となっています。

クリアIDについて
全ステージを解いた後に表示される"Clear ID"は、そのステージデータファイルに固有のものです (一文字でもデータが異なれば違うIDになります)  そのためこのクリアIDを使ってプレーヤーにステージのクリア報告をしてもらうことができます。

ステージクリア後のリンク
スタージデータファイル内に"$URL"と入力し改行してホームページのアドレスを入力すると、 全ステージをクリアした後にそのホームページにジャンプするようになります。  例えば、

$URL
http://wwajp.com/index.html

と入力すればクリア後に"http://wwajp.com/index.html"にジャンプするようになります。  なおこのときクリアIDも同時に送信されるので、 これを取得してクリア報告してもらうこともできます。 (この例だと、http://wwajp.com/index.html?ID=1212...というように送信されます)

ステージを作成するまえに
旗やチップの数を増やせば難しくはなりますが、 複雑なだけでは遊ぶ側にとってもつまらないものです。  思考型パズルゲームの王道は「シンプルなのに難しい」です。  一見単純で簡単そうに見えるのに実際にはすごく難しいというのが、 解く側にとっても面白いですし、それを作る側にも技術が要求されます。  そのためサンプルのマップは旗やチップの数をできるだけ少なくし、 かつ個性的な解法をするものを厳選しています。

また幾通りもの解き方がありそうで解法は1つしかないというのもポイントです。  マップを作成してみると意図した以外の簡単な解法があったりもするので、 自分の考えた以外の方法でも解けないかどうか検証してみましょう。

ホームページに設置された方へ
オリジナルのステージを作ってホームページに設置された方は、ご報告いただければ、こちらのリンクページからリンクいたします。  http://wwajp.com/mail/linkform.html にリンク登録のフォームを用意しています。  なお上級マップ以上のステージを解かれた方には達人の印である☆をリンクに進呈します。

作者への連絡方法
ゲーム内容に対する質問、不具合報告、ご意見、ご要望は、 下記ページ設置のメールフォームからどうぞ。 (メールアドレスもここに記載しているので雑誌掲載などで直接連絡が必要な場合もこちらをどうぞ)

連絡フォーム http://wwajp.com/mail/mailform.html

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